今週もレディオキューブ FM三重、Radio Flapperの「雨漏り2時20分!」聴取ありがとうございました?
目だけでなく耳でも注意してみてください?
来週もよろしくお願い致します?
今週は「見えない部分の変化にいち早く気付ける方法」という裏技のようにも聞こえるテーマを持ってまいりました。
「見えない部分」というのは主に屋根の上や雨樋の中のことです。
遠目から見れば屋根の上のことはある程度わかる場合もありますが、立地によっては見えない部分もあるかと思います。
マリーアントワネットというわけではないんですけど、「目で見れないなら耳で聞けばいいじゃない」と。
日中チュンチュンとよく聞こえてきませんか?
屋根の頂点である棟の一部瓦が抜けている部分に小鳥ちゃんが巣を作っている場合があります。
中に居座っても気にならなければ問題ない、ということでもありません。
糞尿で中の防水シートが劣化します。防水シートの劣化は雨漏りを促進させるるのでご注意を。
棟の内部に巣を作るまではいかなくても、やけに鳥の声がうるさいと思う方、いらっしゃいませんか?
僕も鳥の生態までは把握できてないんですけど、点検に伺った際に鳥の集会所として利用されているであろうお家がたまーに見かけるんですよ。
「雨樋とかシャッターボックス、庇屋根の上にやけに雀おるな」とか「近くの電線にすごい数の鳥いるな」って思っていたらやっぱりありました!雨樋に土の塊が。
春になると特に多いですが、雨樋や谷樋に枯草などなどを運んできて、それが詰まりの原因になる可能性があります。最悪の場合、巣が完成しちゃいます。
縦に伸びている雨樋に直接詰まることはなくても、土埃や枯れ葉が腐葉土になったりで一か所に溜まってしまうと、
その重みで雨樋の勾配がおかしくなってしまって雨がちゃんと流れなくなることもあります。
となるとオーバーフローに繋がったりしてしまうので、鳥の姿をよく見かけるとか、鳴き声をよく聞くという方は雨樋掃除の頻度をあげていただきたいです。