モルタル壁

モルタル

モルタル壁は、水、セメント、砂を混ぜ合わせた素材で形成されたモルタルの下地によって作られた外壁です。主成分がセメントで構成されており、非常に頑丈なイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、モルタル壁自体の防水性は低いという特徴があります。

なので、モルタル壁は塗料によって表面に防水性を持たせています。塗料が劣化し、そのまま放置してしまうとモルタル壁に水が侵入し様々な劣化症状を引き起こします。

モルタル壁のメリット

耐火性・耐久性が高い

上述のように、モルタルは水、セメント、砂で出来ており、使われているものが全て不燃性です。
炎や高熱にされされてもすぐに燃えることも、有毒ガスが発生することもありません。

また、台風などの強風によって飛散物が飛んできたとしても、簡単に破損しないのもモルタルの特徴です。

金属製のものと違い、熱くならない

一部の金属製の外壁は、日光によって表面の温度が上昇し、室内の温度上昇にもつながってしまいます。そのため、遮熱効果を得るために高価な塗料を塗る必要があります。

モルタルの場合は、金属のように温度が上昇する心配がいりません。遮熱効果のある塗料を塗ることでさらに遮熱効果が増し、夏場のエアコンにかかる費用を節約することができます。

デザイン性の自由度が高い

モルタル壁の仕上げ方法には種類があり、施工方法や混ぜる砂、繊維などの素材を組み合わせることで様々なパターンを作ることができます。
サイディングのような繋ぎ目もないため、見た目も綺麗に、複雑な形状の建物であっても比較的簡単に対応することができます。

特に左官仕上げなどは様々な風合いや質感を出すことができ、職人の仕上げならではの温かみも出てきます。

モルタル壁のデメリット

ひび割れが発生しやすい

モルタル壁自体は防水性が高くないため、雨に濡れて、太陽光で乾燥して、と繰り返していると、いずれひび割れを起こしてしまう恐れがあります。
ひび割れ部分から雨が壁内部に侵入すると壁だけでなく、お家の躯体のダメージにもなってしまいます。

サイディングのように繋ぎ目がないということは、逆に言えば地震が起きた際に揺れに対応しにくいため、ひび割れは必ず発生すると思ってください。

汚れが目立ちやすい

仕方のないことですが、外壁は雨風に晒され続けているので次第に汚れがでてきます。風合いを出すためにモルタル壁は表面に凹凸をつけるのですが、他の外壁材と比べるとホコリが溜まりやすくなります。仕上げも淡い色であることが多く、より汚れが目立ちやすいため、定期的にメンテナンスをする必要があります。

費用が高い

工程が複雑で施工期間が長く、熟練した職人の技術や手間を考えると、他の外壁材より施工コストが高くなりがちです。また、定期的なメンテナンス費用も考慮していかなくてはなりません。

モルタル壁まとめ

モルタル壁についてご紹介しましたが、他の外壁材の方が良いと感じた方が多いのではないでしょうか。
しかし近年ではひび割れひくくなる弾性の塗料や、汚れを軽減する塗料がたくさん販売されています。

「昔の物」といって選択肢から外すのではなく、1つの外壁材として検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

情熱リノベーション株式会社 雨漏り診断士 水谷  一真(みずたに かずま)1994年11月29日生まれ

生まれも育ちも三重県津市(白山町)です。小さな頃は野山を駆け回る野生児っぷりを発揮していたそうです。おかげで入社当初から屋根の上など高い場所に上るのはお手の物です。

情熱リノベーション期待の若手ホープです。勉強熱心で過去の数千件ある雨漏り修理実績や雨漏り原因を調べ、いつの間にか知識を付けている頼もしい存在。今ではレディオキューブFM三重『雨漏り2時20分!』にレギュラー出演しています。

三重県にお住まいで雨漏りにお悩みの方に少しでも役に立てれば幸いです。お気軽にご相談下さい。

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