トタン壁

トタン壁

まずはじめに「トタン」とは薄い鉄板に亜鉛メッキを施した素材のことを言います。

軽量で加工性が高く、安価ということでさまざまな建物に用いられていましたが、近年ではより防錆性を高めたガルバリウム鋼板が主流となっており、新築住宅にはあまり使用されていません。

しかし、現在でもトタンを用いた建物は多く残っているため、リフォームやメンテナンスが必要なトタン壁も多く見られます。

トタン壁のメリット

耐震性が高い

トタン壁のメリットとして一番大きなものが「軽量」です。加工された金属の板と聞くと思いイメージもあるかもしれませんが、非常に軽くて耐震性に優れています。

外壁材の重量が重いとその分お家に負荷がかかってしまうため、耐震性が弱くなってしまいますがあ、トタン壁は軽いからこそ耐震面で力を発揮できるということです。

費用が安い

トタン壁のもう一つの大きなメリットは「価格の安さ」です。
トタン壁は安っぽく見えると言われますが、実際他の外壁材と比べると価格が安いので、コストを大幅にカットできます。

また、トタン壁は安価なだけではなく、DIYにも使われるほどの建材なので、取り扱いが簡単です。
なので他の外壁材より工期が短く済むので、さらに予算を節約することができます。

コストパフォーマンスが良い

値段が安いと聞くと耐久性も低くて劣化しやすいと思われる方も多いかと思います。しかし実際は価格の割に耐久性は高めです。

トタンは錆防止のために亜鉛の膜で覆われているのですが、被膜が剥がれない限りは10~20年と耐久性が他の外壁材に比べても見劣りしません。
定期的な塗装工事のメンテナンスは必要になりますが、メンテナンス次第で長持ちするのがトタン壁のメリットです。

トタン壁のデメリット

温度が上がりやすい

暑い

トタン壁は金属の板で出来ていて、熱伝導率が非常に高いため夏場は温度が上がりやすいです。
直射日光ですと表面の温度はかなりの高温になります。そのためお家の中にも熱がこもってしまい、温度が上がってしまいます。

しかし、対策として遮熱機能のついた塗料を使用すれば、表面温度はかなり抑えられます。
夏場の暑さが気になる方は、遮熱塗料での塗装工事も検討してみましょう。

錆びやすい

錆

トタン壁は錆びないように亜鉛の膜で覆われていますが、元々は鉄の板なので錆びやすいというデメリットはあります。

特に硬いものなどが当たり、膜が剥がれるとそこから水が中の鉄の部分に侵入するので、錆びの原因になってしまいます。
トタンに錆が出来る原因は表面の塗装が劣化するためなので、塗料の塗り直しはトタン壁の大切なメンテナンスになります。

トタン壁まとめ

トタンと聞くと古い感じ、昔の建材というイメージがありますが、性質を掘り下げると良い点もたくさんあります。

メンテナンス次第では他の建材と同じくらいの耐久性を持っているのも知らない方がほとんどだと思います。
他の外壁材と同じように定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。

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    この記事を書いた人

    情熱リノベーション株式会社 雨漏り診断士 水谷  一真(みずたに かずま)1994年11月29日生まれ

    生まれも育ちも三重県津市(白山町)です。小さな頃は野山を駆け回る野生児っぷりを発揮していたそうです。おかげで入社当初から屋根の上など高い場所に上るのはお手の物です。

    情熱リノベーション期待の若手ホープです。勉強熱心で過去の数千件ある雨漏り修理実績や雨漏り原因を調べ、いつの間にか知識を付けている頼もしい存在。今ではレディオキューブFM三重『雨漏り2時20分!』にレギュラー出演しています。

    三重県にお住まいで雨漏りにお悩みの方に少しでも役に立てれば幸いです。お気軽にご相談下さい。

    <水谷プロフィールはこちら>