瓦は屋根材の中で一番厚みや重みがあり、昔から使用されている伝統的な屋根材です。
現在は粘土瓦、セメント瓦、モニエル瓦などに瓦屋根を分類することができ、それぞれ異なったメンテナンス方法になるため、注意が必要です。しかし、屋根の専門家でなければ、瓦屋根の種類を見分けるのは難しいため、あなたのお家の屋根材がひとまず「瓦屋根」という事を知っておくことが大切です。
また、瓦は頑丈で、中でも粘土瓦は塗装の必要がないため、メンテナンスの必要性を感じないかもしれませんが、接着剤のような役割を果たす漆喰部分は年月をかけて徐々に雨風で崩れてきてしまうので、しっかりメンテナンスをする必要があります。
メンテナンス必要時期:築年数約10年
メンテナンスの目安:漆喰が欠けてきたり、ひび割れている。瓦の表面が凍結により欠けてきている。