屋根カバー工法とは?

※4分50秒あたりから屋根カバー工法の紹介が出てきます。音量に注意してご覧ください(^^♪

屋根カバー工法について

屋根をリフォームには屋根の塗装、屋根葺き替え工事ともう一つある手法が「屋根カバー工法」です。

この3つはそれぞれメリットデメリット、そして今の屋根との相性があります。どちらが優れている、というものではございません。ここではその違いと、おおまかな費用や工期、参考事例などをご紹介します。我が家の場合は?という方はぜひお問合せください。

屋根カバー工法とは?

当店で基本的に扱っているのは「ガルバリュウム鋼板を使用した屋根カバー工法」です。これはただ屋根上に雨風をしのぐための二重屋根として葺くだけではなく、遮熱性に優れたガルバリウム鋼板を使っているのがポイントです。

つまり、遮熱という機能性を持った屋根を載せることで、より住みやすい家になるのです。

また、ガルバリウム鋼板は耐食性に強いので、酸性雨などに非常に強い、ヒビ割れの心配もないなどのメリットも有ります。

施工のイメージ

見た目はこんな形で変わります。かなりイメージが変わっていますよね。

【BEFORE】

【AFTER】

 屋根カバー工法は意匠性と施工性に優れた各専用部材が出ているので、仕上がりがワンランクアップするのが1つの特徴でも有ります。

屋根葺き替え工事と比べてのメリット・デメリット

屋根カバー工法は屋根葺き替え工事に比べて

  • 今の屋根の上に新しい屋根を載せるという二重構造にするという仕組みのため、基本的に「廃材」がでない
  • そのため、廃材を処分する費用や撤去費用がかからず、安価に済む
  • 工期が短くて済むので急ぎの場合に合っている
  • 遮音性を向上させることができる

というメリットが有ります。反面デメリットとしては

  • いわゆる「二重屋根」になるので、屋根の重量が増えてしまう。(カラーベスト屋根の約三分の一重量が増える)
  • 瓦屋根などでは工事する事ができない。状況によっては葺き替えてしまったほうが良いケースが多い。
  • 屋根が劣化しすぎていると、内部の補修が必須になるため、結果的に施工できないことがある。

などがあります。

どちらが良いかは、無料診断をする中でご提案できます。しつこい営業電話などありませんので、お気軽にお問合せください

費用感と工期

【屋根カバー工法費用(カラーベスト屋根の場合)】

・1㎡辺り 5,000~ 

【工事期間】

・約1週間(天気の都合含めです)

屋根カバー工法の流れ

【屋根カバー工法の施工事例です】デクラ屋根システム コロナ使用

屋根カバー工法をお考えになる際に、様々な屋根材が存在している事をお知りになると思います。基本はガルバリュウム鋼板を使用した屋根材を選ばれる方が多いと思います。断熱材が金属屋根にくっ付いている屋根材や、天然石チップが散りばめられている屋根材など。今回はメーカー30年保証のデクラ屋根システム コロナを使用した屋根カバー工法のご紹介をします。

1、施工前です。

 

施工前です。

カラーベスト屋根の表面に色あせや結露の跡が確認できます。また写真では少し分かりづらいのですが、【カラーベスト屋根の浮き】が生じてきていました。カラーベスト屋根も瓦同様に重ねて葺いていくのですが、カラーベスト屋根はご覧のとおり、形状が平たんになています。

浮きがあれば雨が、カラーベスト屋根内へと入り込み、状況によっては雨漏りも引き起こします。色あせ程度なら屋根塗装を行えば良いかもしれませんが、カラーベスト屋根の浮きとなると塗装以外の処置が必要となります。

また結露についてですが、前回の屋根塗装による塗膜がカラーベスト屋根の重なり部を塗りつぶしているために、雨水が上手く排出されずカラーベスト屋根重なり部の内側に溜まり続ける事で、屋根表面に結露跡が浮いてきます。

そこでカラーベスト屋根にお住まいの方で、費用も手ごろに抑えれて、屋根リフォームは1回きり最後にしたいという方に、多く選ばれるのが屋根カバー工法です。
(雨漏りを起こしている場合など、屋根下地の状況が悪い場合は屋根葺き替え工事をおススメさせて頂いております。)

 

2、既存カラーベスト屋根を水洗いします。

 

屋根カバー工法を行う際、情熱リノベーションでは粘着層付屋根ルーフィングシートを貼るために、既存カラーベスト屋根を高圧洗浄によってホコリや汚れを取り除きます。

屋根塗装を行う際も、塗装を行う前に屋根の水洗いをしますが屋根カバー工法の場合も同じで下地の密着(カラーベスト屋根との接地面が粘着になっている為)を良くするために屋根の水洗いを行います。

 

 3、部分解体および屋根防水シートを張ります。(屋根ルーフィングシート)

 

カラーベスト屋根の水洗いが終えれば、次に棟板金などといった板金材の撤去を行います。なぜ撤去するかといいましたら、屋根カバー工法といった工事をする中で凹凸部は障害になるからです。また棟板金が残っていると屋根ルーフィングもしっかりと貼れないからです。

 

 

まず谷や棟といった箇所には捨て貼りといって、屋根ルーフィングシートを貼っていきます。雨水が流れる場所や雨仕舞を強化したい場所には先に屋根ルーフィングシートを部分貼りしていきます。

 

 

これで屋根防水シート張りは完了です、ひとまず雨が降っても安心は出来るようになりました。

 

 4、屋根カバー工法する際の下準備を行います。【軒先水切りや墨出しなど】

 

写真は【軒先】と呼ばれる屋根の先端部分に【軒先水切り】という屋根部材を取り付けました。

役割としては屋根内への雨水の侵入を防ぐ為や、雨樋に雨を流す役割があります。

また新たな屋根材を葺くための墨出しといった屋根の葺き始めの基準をだします。

 

5、屋根カバー工法する際の下準備を行います。【ケラバ水切りや谷板金など】

 

ケラバとは屋根の両袖部分の事を言います。【ケラバ水切り】といった板金材が必要となります。

屋根形状によってはケラバ部分が無い場合もあります。ケラバ部分に雨が入り込んだ時に、きちんと排出されなければ、屋根下地を痛め、腐食させてしまい、雨漏りを起こす原因にもなります。

ケラバ部分の瓦内に入り込んだ雨を、屋根の先端である軒先~雨樋まできちんと排出する役目がケラバ水切りにはあります。

 

 

谷といった屋根上に落ちた雨水をケラバ水切り同様に、雨樋まで排出する役目を持つのが【谷板金】です。

軒先、ケラバ、壁際、谷。他にも様々な屋根の各場所がありますが、どれも雨仕舞を行う上で大切な部分です。

 

6、本体葺き工事。

 

屋根の下準備で行った墨出しのラインに合わせて、軒先といった屋根の先端から順にデクラ屋根システムのコロナを葺いていきます。

 

7、天然石チップによる美観の維持。製品実績50年!自信の30年のメーカー保証。

 

どんどん下から順に葺いていきます(^^♪ 濃緑と淡緑のグラデーションが綺麗です。

「デクラ屋根システム コロナ」天然石チップが散りばめられた金属屋根の中では、高級品であり製品実積も50年超と名実ともにナンバー1の金属屋根材ではないでしょか?

また天然石チップというのは、塗装ではなく天然着色の自然石を細かく砕いたものなので、色あせ等の心配もありません。 

 

 8、仕上げ工事 

 

ケラバと呼ばれる屋根の両袖部分に【ケラバ包】といった屋根の装飾部材を取り付けていきます。また他にも棟と呼ばれる屋根の頂点などには【棟包】といったケラバ同様の装飾部材を取り付けていきます。

 

 

棟といった屋根の頂点に【換気孔】を空けます。もちろんこのままでは雨漏りしますので、専用の【換気棟】といった換気部材を後に取り付けます。なぜ屋根の頂点、棟に穴を空けるのか?

屋根の気密性が高くなる為、屋根裏に溜まった熱気や湿気を抜くためです。小屋裏内が換気される事は建物の寿命にも大きく関係されます。

 

 

穴を空けた棟部分や他の棟部分に【換気棟】や【棟包】と呼ばれる換気部材、装飾部材を取り付ければ工事は完了です。

 

9、工事完了

 

屋根カバー工法が全て完了しました。

工事期間は足場組立、屋根水洗い~屋根の仕上げ工事、足場解体を含めて11日間で工事は完了できました。

 

 

金属屋根を使用する屋根カバー工法の良い所は、使用する屋根材によって、ほぼノーメンテナンスにて長い間安心して暮らして頂く事が可能です。

なにより仕上がり。美観が見違えるほど美しくなります。カラーベスト屋根にお住まいの方で、よく言われますのが「家を建てる時に瓦にしたかったけど、カラーベストを勧めらた」「屋根まで気にしなかったけど、10年で塗装やメンテナンスが早くも必要になるとは思わなかった」等です。

屋根カバー工法なら、また10年後に屋根リフォームを行う必要が無くなり、雨音の心配や夏場の遮熱効果、冬場の断熱効果が実感できます(*^▽^*) もしカラーベスト屋根にお住いでしたら、屋根カバー工法もご検討してみてはいかがでしょうか。

屋根カバー工法の施工事例もたくさん掲載中(^^♪ お時間あればご覧ください!