屋根カバー工法とは?

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屋根カバー工法について

屋根をリフォームする際、屋根葺き替え工事ともう一つある手法が「屋根カバー工法」です。

この2つはそれぞれメリットデメリット、そして今の屋根との相性があります。どちらが優れている、というものではございません。ここではその違いと、おおまかな費用や工期、参考事例などをご紹介します。我が家の場合は?という方はぜひお問合せください。

屋根カバー工法とは?

当店で基本的に扱っているのは「ガルバリュウム鋼板を使用した屋根カバー工法」です。これはただ屋根上に雨風をしのぐための二重屋根として葺くだけではなく、遮熱性に優れたガルバリウム鋼板を使っているのがポイントです。

つまり、遮熱という機能性を持った屋根を載せることで、より住みやすい家になるのです。

また、ガルバリウム鋼板は耐食性に強いので、酸性雨などに非常に強い、ヒビ割れの心配もないなどのメリットも有ります。

施工のイメージ

見た目はこんな形で変わります。かなりイメージが変わっていますよね。

【BEFORE】

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【AFTER】

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 屋根カバー工法は意匠性と施工性に優れた各専用部材が出ているので、仕上がりがワンランクアップするのが1つの特徴でも有ります。

屋根葺き替え工事と比べてのメリット・デメリット

屋根カバー工法は屋根葺き替え工事に比べて

  • 今の屋根の上に新しい屋根を載せるという二重構造にするという仕組みのため、基本的に「廃材」がでない
  • そのため、廃材を処分する費用や撤去費用がかからず、安価に済む
  • 工期が短くて済むので急ぎの場合に合っている
  • 遮音性を向上させることができる

というメリットが有ります。反面デメリットとしては

  • いわゆる「二重屋根」になるので、屋根の重量が増えてしまい、耐震性などが悪くなる
  • 瓦屋根では100%不可能ではないが、お勧めは出来ない。葺き替えてしまったほうが良いケースが多い。
  • 屋根が劣化しすぎていると、内部の補修が必須になるため、結果的に施工できないことがある。

などがあります。

どちらが良いかは、無料診断をする中でご提案できます。しつこい営業電話などありませんので、お気軽にお問合せください

費用感と工期

【屋根カバー工法費用(カラーベスト屋根の場合)】

・1㎡辺り 5,000~ 

【工事期間】

・約1週間(天気の都合含めです)

屋根カバー工法の流れ

【屋根カバー工法の施工事例です】デクラ屋根システム ミラノ使用

屋根カバー工法をお考えになる際に、様々な屋根材が存在している事をお知りになると思います。基本はガルバリュウム鋼板を使用した屋根材を選ばれる方が多いと思います。断熱材が金属屋根にくっ付いている屋根材や、天然石チップが散りばめられている屋根材など。今回はメーカー30年保証のデクラ屋根システム ミラノを使用した屋根カバー工法のご紹介をします。

1.施工前です

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施工前です。

カラーベスト屋根の表面に色あせが確認できます。また写真では少し分かりづらいのですが、【カラーベスト屋根の浮き】が生じてきていました。カラーベスト屋根も瓦同様に重ねて葺いていくのですが、カラーベスト屋根はご覧のとおり、形状が平たんになています。

浮きがあれば雨が、カラーベスト屋根内へと入り込み、状況によっては雨漏りも引き起こします。色あせ程度なら屋根塗装を行えば良いかもしれませんが、カラーベスト屋根の浮きとなると塗装以外の処置が必要となります。

そこでカラーベスト屋根にお住まいの方で、費用も手ごろに抑えれて、屋根リフォームは1回きり最後にしたいという方に、多く選ばれるのが屋根カバー工法です。
(雨漏りを起こしている場合など、屋根下地の状況が悪い場合は屋根葺き替え工事をおススメさせて頂いております。)

2.既存カラーベスト屋根の上から屋根下地合板を張っていきます。

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【既存のカラーベスト屋根の上から、新たに屋根下地合板を増し張りしていきます。】屋根下地合板を張らずに、【カラーベスト屋根に直接防水シートを張り、施工していく方法】と2パターンありますが、今回の例は屋根下地合板を張ってから、屋根防水ーシートにて施工する方法を選ばれました。

もちろん使用する屋根下地合板は、国産JIS規格品の屋外用の耐水合板です。

 3.屋根防水シートを張ります。(屋根ルーフィングシート)

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屋根下地合板を全面に張れたら、次は屋根下地工事の中でも大切な屋根防水シートを全面に張っていきます。

 

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これで屋根防水シート張りは完了です、ひとまず雨が降っても安心は出来るようになりました。

 4.屋根カバー工法する際の下準備を行います。【軒先水切り】

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写真は【軒先】と呼ばれる屋根の先端部分に【軒先水切り】という屋根部材を取り付けました。

役割としては屋根内への雨水の侵入を防ぐ為や、雨樋に雨を流す役割があります。

5.屋根カバー工法する際の下準備を行います。【ケラバ水切り】

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ケラバとは屋根の両袖部分の事を言います。

屋根形状によってはケラバ部分が無い場合もあります。ケラバ部分に雨が入り込んだ時に、きちんと排出されなければ、屋根下地を痛め、腐食させてしまい、雨漏りを起こす原因にもなります。

ケラバ部分の瓦内に入り込んだ雨を、屋根の先端である軒先まできちんと排出する役目がケラバ水切りにはあります。

軒先、ケラバ、壁際、谷。他にも様々な屋根の各場所がありますが、どれも雨仕舞を行う上で大切な部分です。

6.本体工事。

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業者によって施工手順は多少変わってくる事と思いますが、上記の現場では【ドーマー】と呼ばれる箇所が4ヵ所あり、手間がかかる場所でもあったので、現場の進行状況を見ながら施工を行いました(^^)

7.天然石チップによる美観の維持。製品実積50年!自信の30年メーカー保証。

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「デクラ屋根システム ミラノ。」天然石チップが散りばめられた金属屋根の中では、高級品であり製品実積も50年超と名実ともにナンバー1の金属屋根材ではないでしょか?

また天然石チップというのは、塗装されていないので、色あせ等の心配はありません。 

 

 8.仕上げ工事 

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棟と呼ばれる屋根の頂点、ケラバ部分に【棟包】【ケラバ包】と呼ばれる屋根部材を取り付けました。

 

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壁際といって、屋根と外壁が交わる箇所にも【雨仕舞処理】は必要となってきます。

【雨押え】と呼ばれる板金材を取り付け、壁際部分は完了です。

9.工事完了

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屋根カバー工法が全て完了しました。

工事期間は屋根下地合板を張る事から、含めて全部で9日間で工事は完了できました。

金属屋根を使用する屋根カバー工法の良い所は、使用する屋根材によって、ほぼノーメンテナンスにて長い間安心して暮らして頂く事が可能です。

なにより仕上がり。美観が見違えるほど美しくなります。カラーベスト屋根にお住まいの方で、よく言われますのが「家を建てる時に瓦にしたかったけど、カラーベストを勧めらた」「屋根まで気にしなかったけど、10年で塗装やメンテナンスが早くも必要になるとは思わなかった」等です。

屋根カバー工法なら、また10年後に屋根リフォームを行う必要が無くなり、雨音の心配や夏場の遮熱効果、冬場の断熱効果が実感できます(*^▽^*) もしカラーベスト屋根にお住いでしたら、屋根カバー工法もご検討してみてはいかがでしょうか。