築30年超の日本瓦、放置していませんか?今こそチェックすべき5つのメンテナンス項目

◆築30年を過ぎたお家の屋根、そのままで大丈夫?

「日本瓦は丈夫だから、手をかけなくても大丈夫」と思っていませんか?たしかに、日本瓦自体は非常に耐久性の高い屋根材で、50年以上持つとも言われています。しかし実際には、その“瓦そのもの”よりも、棟部分や下地、固定用の釘など、瓦を支える構造部分の方が先に劣化してしまうケースが非常に多いのです。

特に築30年を超えた頃からは、屋根構造全体に少しずつ“経年の疲れ”が見え始めます。小さなズレや剥がれが、やがては雨漏り・瓦落下など大きなトラブルへとつながる危険性も。

◆これがプロが見る“5つのチェックポイント”!

以下は、屋根診断のプロが必ず確認する5つの劣化ポイントです。

✅ 1. 棟の漆喰にひび割れ・剥がれがないか?
→ 漆喰が崩れると屋根土が露出し、雨水が侵入する原因に。

✅ 2. 棟瓦・のし瓦がズレていないか?
→ 台風や地震でズレた棟は、崩れる危険性も。

✅ 3. 瓦を留めている銅線や釘に浮きや錆びがないか?
→ 特に棟やケラバの釘が劣化していると、落下のリスクあり。

✅ 4. 谷板金に穴やサビがないか?
→ 特に銅製の谷板金は酸性雨で腐食しやすく、雨漏りの大半がここ。

✅ 5. 屋根下地(野地板)の劣化がないか?
→ 屋根裏から湿気や雨染みをチェック。葺き替えの判断基準にも。

◆実際の現場では…

築33年の戸建住宅での実例をご紹介します。

見た目は綺麗に保たれていた屋根でしたが、実は棟の漆喰がほぼすべて剥がれており、その隙間から屋根土が流出し、棟瓦が大きくズレていました。

このままでは、台風や地震の揺れで瓦が崩れ落ちる危険性も高く、屋根裏では雨染みの跡が多数見つかり、屋根の下地まで腐食の劣化が進行していました。

📸写真例:棟の漆喰のひび割れ、谷板金のサビ、ズレた棟瓦など

◆定期点検で“これからの30年”も安心に。

✅ 日本瓦は長寿命である反面、定期的なメンテナンスが不可欠です。
✅ 築30年を超えたら、“屋根の健康診断”を受けておくことが将来の安心につながります。
✅ 早めの発見・補修によって、雨漏り被害や大規模リフォームを未然に防げます。

「うちの屋根もそろそろかな?」と少しでも感じたら、無料点検をご活用ください。
私たち情熱リノベーションが無料で屋根診断を承ります。

◆概算価格表(目安・税込)

✅ 棟漆喰補修(片面)……………2,000円~/m

✅ 棟の積み直し(解体・再施工)…10,000円~/m

✅ 谷板金交換(両面)……………80,000円~150,000円

✅ 屋根診断・点検(目視+屋根裏)…無料(※地域限定あり)

この記事を書いた人

情熱リノベーション株式会社 代表取締役 小河 光司(おがわ こうじ)1983年7月2日生まれ

23歳からハウスメーカーの屋根外壁工事を請け負う外装工事会社を創業。新築工事に限らず様々なリフォーム工事も任される事により、雨漏りに悩んでいる多くの方の存在を知り、30歳の時に【雨漏り修理専門店 情熱リノベーション】を設立しました。

雨漏りを止める為には徹底した原因究明が大切です。雨漏り調査から雨漏り修理まで一貫した施工体制を整えることで雨漏りの再発を防いでいます。また全ての工事に10年間の無料アフターメンテナンスが標準保証で付いており、雨漏り修理後も安心し続けて頂く事が可能となります。

三重県にお住まいで雨漏りにお悩みの方、雨漏りしているかご不安な方はお気軽にご相談下さい。

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