雨漏り2時20分!「雨仕舞と防水の違いの話」

今週もレディオキューブ FM三重、Radio Flapperの「雨漏り2時20分!」聴取ありがとうございました📻
防水ももちろんですが、雨仕舞いを知っておくと雨漏り修理に役立ちます🤲
来週もよろしくお願い致します🖐

まず、建物で雨漏りが起きる為には3つの条件がありまして、

1つ目が雨水が通り抜ける孔や隙間が存在する事、2つ目が孔の周りに雨水が存在する事、

3つ目が孔を通して雨水が移動するための力が働くこと、の3つが重なって初めて雨漏りは起きます。

このうち1つでも条件がなくなれば雨漏りは起きないんです。

孔がなければ当然雨は漏れませんし、孔があいていたとしても雨水がそこになければ何も流れません。

孔の付近に雨水があってもそれを孔に引き込んだり押し込む力がなければ、水はそれ以上動かないので雨漏りにはなりません。

 

なので、雨漏りを防ぐ方法も3つあるということになります。

1つ目が孔を全て塞ぐこと。コーキングなどの防水効果の高い材料を適切に施工する、これが防水に該当します。

2つ目が雨漏りの恐れがある箇所に雨水を当てない、流さない、溜めない、跳ね返らせないという風に雨水を近づけさせないことです。

3つ目が雨水の移動があっても途中まででそれ以上進まないように孔の位置や形状、寸法を工夫することです。

この2つ目と3つ目が雨仕舞に該当します。

 

防水は水を止める機能しかないんですけど、雨仕舞は他に汚れ防止や劣化の軽減なんかの広い働きがあります。

雨漏り修理で皆さん真っ先に「防水機能が大事」と思うかもしれません。

たしかに防水も大事ですが、いかにうまく雨水を処理するか、という雨仕舞処理も大事なので覚えておいてください。