雨漏り2時20分!「軒ゼロの話」

今週もレディオキューブ FM三重、Radio Flapperの「雨漏り2時20分!」聴取ありがとうございました📻
軒ゼロについて知っていただけましたでしょうか?
頭の片隅に置いておくといつか役に立つかもしれません。

久しぶりにスタジオにて多田さんとお会いしました!
多田さんおかえりなさい!
来週もよろしくお願い致します🖐

「軒ゼロ」とは何か。

普通壁伝いに上方向に目線をやると屋根の裏側、軒天と呼ばれるところにぶつかります。

しかし、軒ゼロはその名の通り軒天がありません。最近新築で多い形ですね。

わかりやすく言うと、突然の夕立!ちょっとそこで雨宿り、というのができないのが軒ゼロの建物です。

 

軒ゼロ、見た目的にはすっきり収まっていておしゃれなんですが、それなりのリスクもあります。

軒がないので雨が降ると雨が全部もろに外壁に干渉してしまうんですね。

普通の屋根がある建物と比べてそれだけ外壁材の劣化速度も早まってしまいます。

 

それだけではなく、屋根も外壁も雨の最終防衛ラインは防水シートです。

屋根用と外壁用とでまた防水シートも変わってくるんですけど、屋根を施工するにも、外壁を施工するにも、下地の次は防水シートになります。

当然、屋根と外壁の防水シートは繋がっていません。

軒の出がある建物では問題ありませんが、軒ゼロの場合だと屋根と外壁の防水シートの端部が不連続なまま、

雨がかりする位置に置かれる状態になってしまい、その結果屋根と外壁の取り合い部分から雨水が侵入するリスクが極めて高くなります。

 

軒ゼロ住宅で気を付けるべきところは屋根と外壁の防水シートのつなぎ目を適切な方法で施工するなど、より正確な工事管理が必要になります。

万が一、雨漏りが起きてしまうと屋根と壁が一体化のため、被害が拡大する恐れもあるので、より頻繁なメンテナンスが必要になるのでご注意を。

天窓も軒ゼロもそれ自体がダメ!というわけではなく、普通のお家に比べてよりお家を気にかけてあげてくださいってことです。