雨漏り2時20分!「雨漏りが起きやすいお家の話」

今週もレディオキューブ FM三重、Radio Flapperの「雨漏り2時20分!」聴取ありがとうございました?
多田さんおかえりなさい!?
来週もよろしくお願い致します?

どんなお家、どういったところから雨漏りが起きやすいか」というお話をしました。

 

これから3パターン紹介しますが、内容を見て「うちそんな感じかも」とドキッとされた方は雨漏りの確率が高いので注意してください。

 

ケース1:増築されたお家

増築ということはどこかに絶対つなぎ目があるはずです。

つなぎ目って何に関してもそうですけど弱点ですよね。衣服だったらほつれてきやすい部分だし、体の関節も老いと同時に痛くなってきたりしますよね。

家もつなぎ目は不具合が出やすいです。

コーキングきれたりもありますけど、元からあったお家の屋根が途中から増築部分の壁にぶっ刺さってたりというのも怪しかったりします。

特に増築したのが結構前となると「当時の雨では漏らない計算」だったとしても、今の平成令和のゲリラ豪雨には対応できていないかもしれません。ご注意ください。

 

ケース2:外壁にパーツが多いお家

後付けのベランダだったりとか、窓格子とか、窓下のフラワーボックスとか、色々ついているお家はおしゃれかもしれませんが、雨漏りの原因にはなりやすいです。

外壁に何かを取り付けるという事はうまく塞いだとしても穴開けることには変わりないですからね。

オプションパーツが多い=パーツを取り付けるためのビスが多い=ビスを伝って中へ雨水が侵入する確率が上がる、というわけです。

外壁からの雨漏り確率が低いお家はズバリ平屋です。

2階建てなら総2階建てで軒が十分出ているお家がベストです。

総2階建てというのは1階と2階がほぼ同じ構造のお家です。お家がほぼ直方体のやつです。

 

ケース3:屋根の勾配が緩い家、ない家

陸屋根といったベランダのような防水層がある屋根は別として、普通の瓦やスレート屋根で勾配が緩かったり、勾配がないお家は注意が必要です。

基本雨の流れる道というのはほぼ決まっているものなんですけど、勾配が緩いと流れ方が複雑になったり、水が溜まって下地の腐食に繋がったりします。

「うちの屋根ほぼ平らやわ」って人は棟の高さを変えて勾配をつける工事をオススメします。