9月に入りました\(^o^)/
が、まだまだ残暑厳しいですね!今日はカラーベスト屋根の暖勾配(斜辺がない)また施工不備による雨漏りの事例を紹介します。

一見普通のカラーベスト屋根に見えますが…。

カラーベストの裏は屋根下地合板が雨漏りにより腐食しています。
そして雨漏りが分かった場所はというと

屋根垂木まで腐っていました。
まず何故こうなったのかと言いますと、カラーベスト屋根は3寸勾配から適応されている屋根材です。定められた勾配を守られていなければカラーベスト屋根の重なり方向から雨は侵入してしまいます。

雨の上った跡が確認できます。また屋根ルーフィングはフェルト紙が張ってあります。

フェルト紙は昔、屋根土を載せる際に敷く事はありましたが、屋根ルーフィングとして使用するのは間違っています。写真の様に釘からも漏水している為、錆びて細くなっています。
ちなみに屋根ルーフィングは釘穴からの漏水を防ぐ為に屋根釘を防水層で締め付ける仕組みも兼ねています。

カラーベスト屋根を解体していくと、軒先スターターと呼ばれる、屋根の先端に張り出す最初の部材が裏を向いていました。

赤丸で印を付けた所が、施工不備の箇所です。上に被さっている板金材は【ケラバ捨て水切り】と呼び、下の板金材が【軒先水切り】と呼ばれています。
【軒先水切り】の上に【ケラバ捨て水切り】が施工していないと、ケラバ(屋根の両袖)から吹き込んだ雨水は雨樋まで流れずに、【軒先水切り】の裏に溜まります。すると…

ご覧の様に屋根下地を腐らせてしまいます。ここは軒先で、今回の状態だと建物内への雨漏りの直接的な影響はありませんが、屋根を痛めると同時にやはり建物にとっても良くはないです。(+_+)
次回T様邸【金属屋根たてひら】による解決策を報告します(*^_^*)