金属屋根の施工手順【屋根葺き替え工事・金属屋根たてひら】三重県津市久居牧町T様邸

皆様こんにちは!先日の台風18号の影響は受けなかったでしょうか?

私たちは雨漏り修理専門店という事もあり、15日から今日まで雨漏りのお問合せを数多く頂いていますm(__)m

ですが雨漏り調査に伺えるのは、現在私だけですので、段取り良く一つ一つ焦らずじっくりと雨漏り調査をしていきたいと思います。

さて本日は津市久居牧町のT様邸【屋根葺き替え工事・金属屋根たてひら】を紹介したいと思います。

実は14日に屋根葺き替え工事が完成したT様邸ですが、翌日の台風18号にもまったくびくともしませんでした!(当然ですが苦笑)

 

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以前の続きです。よく見ると上の瓦の奥側は、屋根下地合板も張り伸ばしていないのと、カラーベスト屋根も瓦の少し奥で終わっています。

おそらく体が入らなかったのだと思いますが、暖勾配にもカラーベスト屋根が不向きでした(+_+) 

 

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幸い屋根垂木の間隔は良かったので、難なく1番奥の壁際まで新たな屋根下地合板を 張り伸ばす事が出来ました!

そして今回は【金属屋根たてひら】を葺くので、ゴムアスファルトルーフィングと呼ばれる屋根ルーフィング(下葺き材)を使用します。

 

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風向きも考え、今回は西面から葺いていきます。

そして今回【金属屋根たてひら】を選んだのは、暖勾配にも適応出来る事と、たてひらは縦葺きなので、壁際までムダ折りをし、張り伸ばせる利点があったので使用しました。

また見えない奥側もしっかり留め付けれています(*^。^*)

 

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この写真は軒先部分という屋根の先端です。【掴み】と呼ばれる道具を使い、たてひらの先端を内側に巻き込み、雨水の侵入を防ぎます。

 

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同じ様にケラバと呼ばれる屋根の両袖部分も【掴み】を使い、内側に巻き込んでいきます。 

 

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たてひら本体を葺き終えたら、水上部分に【エプロン面戸】という部材を取り付けます。下から吹き上がる雨を防ぐ役目です。

また万が一、上の瓦から雨が漏れても、建物内には絶対に入ら無い様にしてあります(*^_^*)

 

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最後に少し加工した【雨押え】と呼ばれる部材を水上部分に被せてT様邸屋根葺き替え工事がばっちり完成です(^^)