四日市市S様邸の屋根雨漏り修理工事です(^O^)/
今回の雨漏りが起きた原因は【棟瓦】と呼ばれる部分からの漏水でした。
瓦と瓦が交わる箇所を【棟】と呼びます。主に日本瓦の場合等は【のし瓦】という瓦の部材を【棟】に載せて施工する事が多いです。
瓦の場合、棟の積み方は基本、屋根土やモルタルを使用する為に重量がかかります。
そして地震が起きた際、日本瓦など【棟】を高くしている所は揺れが伝わりやすくなります。
また日本瓦の雨漏り事例で多いのが、棟や谷といった箇所からの漏水です。
まず最初に【棟冠】を撤去します。【冠瓦】や【のし瓦】は屋根土を使いながらサンドイッチの様に挟みながら施工していきます。
【棟冠】や【のし瓦】は今回再利用するのできちんと並べていきます。
屋根土もきちんと撤去します。雨漏りの起きている場所は屋根土が少し湿っているので分かります。
雨漏り部分を補修し、いよいよ棟の積み替え工事です。
【のし瓦】のラインを通す為に水糸を張り、モルタルを載せていきます。棟の積み替えに使用するモルタルは撥水性が高い為に、雨が吹き込んでも染み込むといった心配はなくなります(*^。^*)
【のし瓦】をモルタルの上に積んでいきます。
1段、2段と【のし瓦】を順番に積んでいきます。
最後の3段目も積み終わりました\(^o^)/
最後に【棟冠】を載せて、銅線で落ちない様に縛れば屋根棟瓦積み替え工事は完了です(^^)