あけましておめでとうございます!!2014年最初の屋根リフォーム工事は津市産品のN様邸屋根葺き替え工事になります(*^。^*)
N様との最初の出会いは口コミによるお問合せでした(^O^)/N様の知人の方が私たちの事をお勧めして頂いた事でお問合せを頂きました。
既存の屋根は【いぶし瓦】と呼ばれる昔ながらの日本瓦です。N様邸は築50年だそうです。
また雨漏りがしているから屋根を葺き替えたい。とのご要望でした。そして雨漏り調査の結果、1階の南東面から3ヶ所雨漏り原因を発見しました(*^_^*)
N様のご要望は昔から見慣れた日本瓦が良い。との事で今回は同じ【いぶし瓦】を使用します。
ですが今回は瓦を屋根土を使い、葺くのではなく屋根土の代わりに【桟木】と呼ばれる木下地と釘を使い【いぶし瓦】を葺いていきます。
※屋根土を使用して瓦を葺いた場合1㎡→約80㎏
※屋根土を使用せず瓦を葺いた場合1㎡→約40㎏
屋根土を使用し瓦を葺けば、もちろん重量は今の状態と変わりません。新築の様に荷重計算もしっかりされている状態なら構わないと思います。
しかし築50年を過ぎる住宅には、少しでも躯体に荷重をかけない方が建物にとっても私は良いと思います。
古いから建物が弱い。という意味ではありません。
元々しっかりした造りだからこそ大丈夫だろう。という考えではなく、しっかりしているからこそ、もっともっと長持ちさせるためにも、荷重をかけずに屋根リフォームした方が良いと思うからです(*^_^*)
見た目も変わらず、重量が軽くなれば言う事無しですよね。
数ある日本瓦の中から今回は【栄四朗瓦】と呼ばれる丸栄陶業様から出ている瓦を使用します。
丸栄陶業様は愛知県碧南市の瓦メーカーになります。 瓦の種類は三州瓦と呼ばれる部類になります(^^)
それでは最初に瓦を解体していきます!
瓦を1枚1枚剥がしていきます(^O^)
右が【いぶし瓦】です。中が【屋根土】です。左が【杉皮】です。
この順番で土葺きの瓦は葺かれています。
【杉皮】の下には【野地板】と呼ばれる屋根垂木の上に打ちつけられた木下地が出てきます。今回はこの上から【針葉樹合板】と呼ばれる合板を新たな屋根下地材として張っていきます。
もちろん安心の国産合板です。
外壁と屋根の壁際にも屋根下地の【針葉樹合板】を張りました(^^)これで雨漏りを起こさない予防にもなります!
屋根下地合板を張り終えれば、次に屋根下地を雨から守る、屋根ルーフィングシートを張っていきます。ここで1日目は終了です。
明日の天気は雨の予報は出ていませんが、【絶対】は無いのでブルーシートを上から張り、今日の作業は中止します(*^。^*)