こんにちは!最近また一段と寒くなっているように感じます。朝目覚めると布団が恋しくなり中々布団から出られない小河です(@_@;)
立成の看板犬ローズもストーブの前で丸くなっています。「犬は喜び庭駆け回る~」とそんな歌がありましたが、やはり人も動物も朝寒いのは一緒という事ですね 笑
さて前回の続き、志摩市浜島町U工場様の金属屋根カバー工法をご紹介します。
【金属屋根たてひら】は縦葺きの屋根材になります。横葺きの場合なら下から上へと葺いていく訳ですが、縦葺きなので右から左。もしくは左から右へと葺いていきます。
光輝いております 笑 写真の写りも映えますね(*^。^*)
最初にきちんと割り付けを行えば、後はひたすら葺きます(^^)施工もしやすいので、作業効率は他の屋根材にくらべ良い方だと思います。
前回の1月14日の現場日記で【金属屋根たてひら】を葺くための下準備として軒先と呼ばれる屋根の先端部分に【本唐草】を取り付けました。そこで雨仕舞処理をおこなう上でかかせない大切な部材とご紹介させて
頂いています。
写真でここ→とかいてある部分をご覧ください。【本唐草】より少し飛び出しています。今は切りっぱなしの状態です。このままでは雨や風が吹き込んでしまえば【金属屋根たてひら】と【屋根ルーフィングシート】の隙間に雨が溜まってしまいます。
どうするかというと、、、。
【金属屋根たてひら】の切りっぱなし部分を【本唐草】内側に巻き込みました(*^。^*) こうするこで雨や風が吹き込んでも、屋根材の中に雨が侵入する心配はありません。
次に【サンバナ】と呼ばれる【金属屋根たてひら】の嵌合部先端に取り付けるキャップを被せていきます(^O^)
半分以上を葺いてきました。軒先部分と並行して、屋根の頂点【棟】部分も雨仕舞に必要な部材を取り付けていきます。
軒先同様に棟部分にも、雨は下から吹き込んできます。そうした時に雨の侵入を防ぐ役割に【ケミカル面戸】を取り付けます。(※両面テープが付いたスポンジ材です。)
【金属屋根たてひら】や【カラーベスト屋根】は棟部分に最後【棟包板金】を上から被せます。【ケミカル面戸】を取り付けて行けば、その上に【棟包板金】の棟下地材を取り付けていきます。
私たちは【棟包板金】の棟下地材に【タフモック】と呼ばれる樹脂製の下地材を使用します。樹脂製の物は腐りません。通常の【木下地】を使うと、いずれは腐ります。
メリットがあればデメリットも存在しますが、【長持ち出来る屋根リフォーム】を基本に工事に使用する部材を私たちは選んでいます。
棟下地材の【タフモック】を取り付ければ、その正面に【エプロン面戸】を取り付けます。奥には【ケミカル面戸】がいます。
少しややこしいですね(@_@;)
【タフモック】の上から【棟包板金】を被せます。
【棟包板金】を全て被せ終わりました。最後の仕上げに【棟包板金】同
士の繋ぎ目に【コーキング】を充填します。
養生テープを張り、マスキングという作業をしていきます。
コーキングを充填し、養生テープを剥がして、最後に屋根全体をチェックし直して工事完了です。
工事終了後にU様が新しくなった工場の屋根を見て「太陽光載せるのもったいないな~」といってもらえて私たちも大満足です(^^)
最後にU奥様と高木親方と記念撮影です!パシャ(*^_^*)