おはようございます!小河です。今日はかなり寒いですね( ̄▽ ̄)
普段作業着の下に、パッチ?ももひき?を履いているのですが、今日は容赦なく寒波が貫通してきます、、、。
こればかりはどうしようもないので今日も頑張ります\(^o^)/
それでは津市白塚町でただいま屋根カバー工法を行っているA様邸の進行状況をご紹介します。
「強風で屋根の板金材が飛んでしまった」最初にそうお問合せを頂きました。
すぐに見に行ってみると、上の写真の様に【棟板金】と呼ばれる板金材が飛んでいました。
でもよく見ると下地の木も無くなっています。これは下地の木も飛んでしまったのではなく、腐って無くなっていたのです。
という事は棟板金が無くなっていたから、下地の木が雨ざらしになり腐ったのでしょうか?
違います。棟板金の隙間から侵入した雨水が、下地の木を腐らせてしまい棟板金を固定している釘もグラグラになっている状態で、風が吹いたので飛ばされてしまった。という事になります。
A様のお悩みはもう一つありました。
「2階の部屋が暑い」
という事です。この直接的な原因は【屋根】です。現在の屋根はカラーベスト屋根 と呼ばれる薄型スレート屋根材です。
屋根厚が通常の瓦よりも薄い為、太陽熱の影響をもろに受けます。屋根裏への侵入熱が多い為、夏場は2階の部屋が蒸されてしまいます。
そういった事から、どんな台風が来ても絶対に吹き飛ばない屋根。夏も涼しく過ごせる屋根。この二つのコンセプトを元にご提案させて頂いた屋根材がデクラ屋根システムのミラノと呼ばれる金属瓦です。
幸い、屋根の下地は良く既存のカラーベスト屋根の上から、屋根カバー工法を行えるので、屋根を解体する手間や費用が大きく省かれました。
2重屋根になる訳ですが、デクラ屋根システムのミラノはカラーベスト屋根の上に載せても問題の無い金蔵瓦なので心配は要りません(^^)
ミラノのメーカー保証も30年と長期保証なので安心できますね!何より屋根のメンテナンスをこれから考える必要がなくなり、快適さが増すという事は大きなメリットです。
そういった事から、今回は屋根カバー工法にて工事を行う事に決まりました(^^)
まず最初に屋根カバー工法を行う際に、既存の棟板金や下地の木が不要になってくるので解体していきます。
棟板金を解体していくと下地の木はほとんど腐っていました。
屋根を上から被せるといっても、そのまま直貼りする訳にはいかないので屋根の防水シート。屋根ルーフィングと呼ばれる屋根防水材を既存カラーベスト屋根の上に貼っていきます。
通常の屋根ルーフィングは裏面に粘着層がついていませんが、屋根カバー工法を行う際は、万が一ですが雨の侵入の事を考えて、粘着層付の屋根ルーフィングが最適と判断し使用しています(*^▽^*)
屋根ルーフィングを全て張り終えました(*^_^*) これで屋根カバー工法を行える下準備が整いました。
次回はデクラ屋根システムのミラノを使用した、屋根カバー工法の様子をご紹介していきます!今日は午後2時21分!よりレディオキューブFM三重様にて【雨漏り2時21分!】を放送予定ですので、お時間あればお聴き下さい(*^▽^*)