おはようございます!情熱リノベーション事務所です!
今日も寒いですね。皆さんの町は雪は降っていますか?気を付けて下さいね!!
では、今日も一日頑張ります!!
今日は、進行状況ではなく屋根や外壁の名称やその役目・必要性などをお伝えさせて頂きますので、どうぞお付き合いください。
本日のテーマは、『屋根瓦の種類』~粘土瓦編~
私たちが安心して住んでいる家の屋根瓦は、風・雨・太陽熱等から守る重要な役割を果てしております。さて、一般住宅で代表的に使用されている5種類の屋根瓦をご紹介します!
・粘土瓦(和瓦)
・セメント瓦
・金属瓦
・スレート瓦
・シングル瓦
今日はその中の粘土瓦(和瓦)についてお話しさせて頂きます。
・粘土瓦とは・・・?
粘土瓦は、日本瓦や和瓦とも呼ばれ、建築資材の一つです。
日本における粘土瓦の歴史は古く、寺院・お城などの屋根材に使用され、江戸時代には武家屋敷、明治時代以降には一般住宅に用いられるようにまりました。本格的な工業生産は昭和20年代に全国で普及されてきたようです。
粘土瓦の造られる方法は、
粘土(岩石がふうかしてできたできた粘性のある土)
↓
瓦の形状に圧縮形成
↓
乾燥
↓
1,000℃~1,250℃程度で焼成され完成します。
その中でも粘土瓦は【釉薬瓦(ゆうやくがわら)】と【いぶし瓦】に分かれます。
【釉薬瓦】
日本でも昔から使われている波型の瓦です。馴染みのある瓦ではないでしょうか?表面がツルツルしている瓦になります。
【いぶし瓦】
釉薬は使用せず、焼いた後に空気を遮断しいぶされることによって、表面に炭素膜を形成させ渋い銀色をした瓦です。
【平板瓦】
波形が無い平の瓦で、長方形の洋風タイプの瓦です。近年、洋風住宅が多く建築されるようになり、使用される様になりました。
【洋瓦(S形)】
波形の瓦です。洋瓦とも呼ばれます。スパニッシュとは、スペインを表し西洋住宅に良く似合い、波が斜めになっているのが特徴です。
・粘土瓦の特徴は・・・?
粘土瓦は陶器ですので、耐久性が高く、メンテナンスも基本的に不要です。しかし、他の屋根材に比べて、重量があります。また漆喰部分には定期的なチェックをし時には漆喰補修が必要になります。
以上で、粘土瓦のお話は終わります。
では、次回はセメント瓦のお話をさせて頂きます。またご覧くださいね(^^)/