こんにちは!小河です♪ ゴールデンウィーク突入しましたね(*^▽^*)
今日は朝から3年前に三重郡朝日町で屋根葺き替え工事をさせて頂いたM様邸のアフターメンテナンスへ行ってきました~!
高速に乗った瞬間、思い出しました。
そう。ゴールデンウィークです、、、。
「渋滞にはまったらまずいな~。」
ずーっとそう思いながら運転していたら朝日ICに着きました。笑
上の写真はアフターメンテナンスにお伺いさせて頂きましたM様邸の現在の屋根になります。KMEW(ケイミュー)という屋根・外壁材メーカーの軽量瓦「ルーガ鉄平」です。屋根葺き替え後3年の状態になります。
方角でいうと北面からの風景です
若干角度が違いますが、同じ北面の3年前の屋根になります。以前は北面に苔が凄く付着していました。屋根を葺き替える前の屋根瓦はモニエル瓦といってコンクリート瓦の部類に入ります。
モニエル瓦といった屋根瓦の屋根塗装を行う場合は、写真の様に付着した苔をしっかりと落とさないと、数年で塗膜が剥がれたり浮いたりしてくるので注意が必要です。
アフターメンテナンスの結果としては、どこも全く問題がありませんでした(*^▽^*) 何もない事は分かっているのですが、それでも万が一がありますからね。次は2年後の5年点検ですね♪
↓アフターメンテナンスの様子はこちらをクリック↓
「KMEW ルーガ鉄平」三重県三重郡朝日町 M様屋根葺き替え工事・アフター3年点検
という事で前回の続きに入ります。
雨漏りの発生原因~経年変化・経年劣化編2~
少しおさらいになりますが、
屋根からの雨漏り原因
・経年変化、経年劣化
・低質工事
・手抜き工事
この3つが屋根からの雨漏り原因と前回はお伝えしました。この中でも雨漏り原因として割合が多いのが経年変化や経年劣化による雨漏りです。
そして前回から瓦屋根下地材からの雨漏りという事で進めさせて頂いてます。
上の写真は屋根瓦の解体途中の様子になります♪
屋根瓦
↓
屋根土
↓
杉皮
↓
???
前回、杉皮の後は【野地板】といって屋根垂木といった屋根の骨組みの上に杉皮を載せる為の木下地が取り付けられて終わりの状態でした。
この【野地板】の上から杉皮を載せているだけの状態だと雨漏りのリスクも高くなります。
防水性能を高めるといった観点から、野地板の上に直ぐ杉皮を敷くのではなく【防水シート】を張ってから杉皮を敷く様になってきました。
屋根瓦
↓
屋根土
↓
杉皮
↓
防水シート
杉皮の下に防水シートが見えてきました。
今でこそ屋根ルーフィングといった屋根の防水シートの種類はたくさんありますが、昔は種類も少なくほとんどが【アスファルトフェルト】といってフェルト状の原紙にアスファルトを染み込ませた防水紙が主流でした。
上の写真でも破れていますが、アスファルトフェルトの強度はほぼありません。
赤丸部の様に、屋根瓦、屋根土、杉皮を撤去していきアスファルトフェルトが野地板に張ってある場合は大抵が上の写真の様に穴あきが発生しています。
穴があいていても雨が漏らない場合もありますが、やはり大抵は屋根裏に雨が侵入している事が多いです。
土葺き工法の屋根の寿命としては、30年~が目安となります。
瓦が割れたり、凍てたりする場合もありますが、雨漏りを起こしたり屋根瓦がズレたり浮いたりする結果となるのは、屋根土や防水シート等の劣化がほとんどです。
それでは次回もまた屋根下地劣化編~材料の種類~と続きます♪
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