築25年の外壁サイディングを剥がしてみると

こんにちは!小河です。今日の津市は曇り空ですね~(‘ω’) 雨は降らなさそうなので安心です♪

 

と、いいますのも本日より津市高茶屋で外壁解体工事が始まりました。私たちの会社の北側は団地になっておりまして、その団地に住まれているT様より今回の外壁張替え工事依頼を頂きました!

 

jhyt

 

 

外壁サイディングの色あせも起きていますが、何より外壁本体に凍害といった問題が起こっているので、外壁下地が心配になります、、、。

 

kjh

 

外壁解体工事の一部を動画に撮りました。ぜひご覧ください。

[youtube id=”y-raimY71Qw” align=”center” mode=”normal” autoplay=”no”]

※大きな音が出るかもしれませんので、再生前に音量をご確認ください。

 

bvc

 

上の写真は【出隅】といって建物の角側部分を写した写真になります。外壁サイディングと出隅コーナーの隙間(つなぎ目)にはコーキングといった防水材を充填するのですが、コーキングを充填する場所に現在は【ハットジョイナー】と呼ばれる金属で作られた防水下地を入れるのですが、T様邸はテープの様な物がハットジョイナーの代わりに入っていました。

 

ただこれは手抜きといった問題ではなく、昔は外壁サイディングのマニュアルもきちんと作られていなく、正しい施工方法といった事の認識も薄かったのだと思います。また外壁サイディングが世間に浸透し始めた頃は、大工さんから外壁屋さんになったり、板金屋さんから外壁屋さんになったりと業種の移り変わりも多かったみたいです。

 

もちろん今は施工マニュアルもきちんと作られて、外壁サイディング施工士といった資格もあるので間違った工事を行われる事はないと思います。今、こういった上記写真の様な施工したら間違いなく手抜き以上の施工不良になりますが、、、苦笑

 

12644968_867806346669515_4515427038573108712_n

 

外壁の3分の一を剥がす事ができました。この黒い紙はアスファルトフェルトといって主に屋根の防水シートとして使われる事の多かった材料になります。

 

写真の紙の破れは外壁サイディングを剥がす時にできた物ですが、実際すごく破れやすいです。また防水効果も低く外壁に関しては向いていない為、現在使用される事はありません。

 

では続きはまた報告しますね(*^▽^*)