こんにちは!小河です(*^-^*)
気づけば4月も中盤です。新たな元号「令和」も発表され、もうすぐGW10連休がやってきますね(^^♪
我が家ではこの4月から長男が中学入学を果たしました。
右が長男です。ちなみにこの写真は私が撮りました。 なかなか良く撮れていませんか(笑)
左は次男です。よく私の小さい頃にそっくりと家族や友人から言われます。小河家の近況は以上です( *´艸`)
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さて、最近【外壁からの雨漏り】といった事案が非常に多いです。
ただ外壁からの雨漏りは屋根からの雨漏りと違い【原因究明】が困難です。
分かりやすい理由の一つに、屋根の場合は屋根裏から屋根の裏側を確認することができますが、外壁の場合は室内ボードや外壁を解体しない限り、外壁の裏側を確認することが難しいからです。
上記の外壁は外壁塗装を終えてから5年が経っていません。まだツヤもしっかり残っています。
以前から雨漏りを繰り返していたK様邸です。雨漏り修理としてコーキング工事や外壁塗装と様々な処置を施しましたが、雨漏りが止まる事はありませんでした。
雨漏りをしている場合はきちんと原因究明をしてからでないと「止まらない雨漏り」を引き起こします。
この写真で注目して頂きたいのが、外壁が直接躯体に張られているという事です。
外壁を直接張るとどうなるのか?
この状態は外壁の透湿防水シートの状態です。
外壁防水シートをめくってみると、、、
下地のコンパネ材が見えてきました。
そして結露によってコンパネ材表面に雨染みが発生しています。
よく見るとコンパネ材を留めつけている釘も錆びています。実際は釘頭が錆びによりボロボロになっている箇所もありました。
つまり釘の釘頭がないという事は、保持力がずいぶんと弱くなっているという事です。そしてコンパネなどの合板材は湿気や水気には弱いです。
最初の外壁写真を一部解体した様子です。
こちらは防水シートにまで結露による影響が出てきています。
そしてよく見ると防水シートを留めつけているタッカーと呼ばれるホチキスの針も錆びにより劣化しています。
同様に防水シートも剥がしてみると、、、
コンパネ材の表面が結露により完全に剥離しています。
外壁を直貼りしている事によって、こうした弊害が後々発生してきます。
また今回のような窯業サイディングは台風のような強風を伴う雨がふく場合は、上下重ね部より雨水の侵入が発生されます。
そうすると結露を起こしている上に、直接の雨水侵入により雨漏り被害が大きくなります。
今回の雨漏り修理方法はベランダ内の外壁張替え工事でした。ただ元の様に直接外壁を張ってしまったら、ゆくゆくは結露や雨漏りが促進されるので【通気工法】といって壁内に通気層を設ける現在のサイディング施工方法により対応いたしました。
外壁結露についてはこちらもご覧ください→外壁直貼りによる結露発生による躯体への被害