【働くとは】三重県立白山高等学校2年1組授業・情熱リノベーション㈱ 小河光司

こんにちは!小河です。私事なのですが先日の3月3日の雛祭りを狙ったかの様に0時00分ジャストに4002グラムの少し大きめの女の子が生まれました!

 

元気な鳴き声が病室に響いた瞬間、長男、次男、私と立ち合いをしていたのですが、男3人号泣です(笑)

 

へその緒を切らせてもらいましたが、手汗が凄かった事しか覚えていません。

 

長男の時は先生にやかましい。と怒られて(応援していただけなのですが)
次男の時は興奮しすぎて鼻血が出て、長女の時は、、、。と何かと騒がしいのです。 

 

普段、子供の前で泣くなんて事は一度もなかったので、少し気まずかったですが、本当にとても感動しました。

 

2015.3.5-2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めっちゃ可愛いです(´Д⊂ヽ 初ミルクもあげる事が出来ました。鳴き声もやはり女の子なんですね~。

 

3人目の誕生もあり、ますます仕事を頑張らなくてはなりません。そこで本日の日記とちょうど繋がるのですが、【働くとは】どういう事だと思いますか?

 

もちろん答えはひとそれぞれですし、正解なんてものも無いと思います。家族の為に働く、お金の為に働く、夢を叶える為に働く。色んな働くがあると思いますが、私自身1番大切にしている事が【楽しく働く】 です。

 

5年前の私ではありえないです。私自身、仕事は辛く苦しくて当然、耐える物だと思っていました。ある一人の職人さんが辞めた時に周りに「えらいし、楽しくなかった」と言っているのを耳にして「ふざんけるな」と思った事もありました。

 

が、今では自分が間違っていたな。と思います。本気で頑張れる環境、会社に対する安心感。自分をきちんと評価してくれる制度。私たちの仕事はサービス業です。

 

お客様の元に向かう職人が毎日疲れた表情や、毎日の仕事が楽しく感じれてなかったとしたら、それはそのままお客様に伝わります、、、。 

 

結果、満足なんてしてもらえません。きちんとした仕事をしていても、気持ちは伝わります。私たちをいつも選んで頂くお客様は本当に我が家を大切に思っている方々ばかりです。 全て最高品質の物をご提供する事が必要とされます。

 

かなり前置きが長くなりましたが。書いていたらいつも熱が入ってしまいます。

 

先月の2月18日に三重県立白山高等学校の進路指導部兼2年1組の教諭をされている加藤先生から「卒業生と語る会」 の依頼を頂きました。

 

まさか自分が高校を卒業してから13年後に、現在の高校2年生である生徒さんの前で話をさせて頂く機会があるとは、夢にも思っていませんでした。

 

やはり仕事は自分が想像していない、夢にも思っていない事が、時に訪れる事を実感したと共に、加藤先生、母校である白山高校に感謝の気持ちで一杯になりました(*^_^*)

 

2015.3.5-3

 

 

【働くとは】=人生の大半。とした時に、何を自分が1番大切にしているかによって、また大切にしていくによって変わってくる事だと思います。

 

家族中心なのか、仕事中心なのか、プライベート中心なのか、等々、

 

全てのバランスが必要ですが、両立する事はなかなか難しく、それぞれに力を入れている部分がある事と思います。

 

【働くとは】私は今年で創業して9年目に入りました。その中で感じた事や、日々学んでいる事をお話ししてきました。そしてその様子が、三重ふるさと新聞様に取り上げられ、今朝の朝刊に入っていました(*^▽^*)

 

2015.3.5-1

 

 1番伝えたかった事は【仕事の楽しさ】を知って欲しい。私の考えなのですが

 

「楽と楽しい」は違う。簡単にまとめます。

 

【楽しいとは・・・】人から見れば「よくあんなに頑張れるな」と思われても、本人にとっては目標達成する為に努力する事は苦にならない。という事です。

 

(例)将来プロの野球選手を目指す少年が、まずはチームのレギュラーの座を得るべく朝から晩まで厳しい練習を行い、毎日を過ごします。

 

本人が野球の事が好きで、努力し、取り組まなければ目標は達成できません。仮にプロ野球選手になれなくても、努力する大切さ、その意味を得る事が出来るはずです。 大きな経験を得る事に価値があります。

 

ですが本気で努力した事が前提になると思うのです。

 

仕事にも当てはまると思います。努力の形は人によって違いますが、本気で取り組めば、仕事の楽しさを感じれる日が私は来ると思っています。

 

【楽とは・・・】楽しく感じない事をしなければならない時は、サボって楽をしようとしますが、その先にあるのは怠さだけだと思います。

 

(例)友達と一緒に部活を始めたけど、楽しく感じない。次の練習日を聞いたけど、めんどくさいから休もう。

 

本人が本気になれない事に取り組むのは辛いです。

 

これも仕事に当てはまります。月曜日から又仕事か嫌やな。休もかな。 ですが社会に出て、働くというのは自分の役割が与えられ、会社を通じて自分の行った仕事の対価として給料をもらう事でもあります。つまり責任がかかってくるのが社会人ではないでしょうか? 

 

そうなると部活よりも、勉強よりも、遊びよりも、ますます辛いです。ただ自分の与えられた役割をどうこなすかは、自分次第です。楽をするのも自分です。

 

案外、楽をしたって誰にもバレません。だから楽は怖いと感じます。

 

じゃあ楽しく仕事ってどうするの?好きでもない事を本気で頑張れない。常に本気で働くなんて息がつまる。 

 

その通りです。私はここの部分にも仕事の楽しさの原点があると思います。来週から仕事が嫌やな。日曜日どこもいかんだけど、体がめっちゃ怠い、、、。

 

そんな時は何時間、寝たって怠いです。体力じゃなくて気力が減っているからだと思うからです。

 

その気力を回復するのに、友達と遊んだり、彼女と旅行へ行ってみたり、自分のリフレッシュする事があれば、気力は回復します。限度がありますが、一杯遊んで体がめちゃくちゃ疲れていても、気持ちがスッキリしていれば、また頑張るか。と思えるのではないでしょうか?

 

自分が働いて、手にしたお金の価値が生まれる瞬間でもあると思います。

 

私も最初からこの仕事をしようと思って始めた訳ではありません。ただ外で体を動かす仕事がしたい。そう思い、この仕事を始めたものの、数年間は親方に毎日怒られて、朝会うのも嫌な時期がありました、、、。ずる休みした時もありました。

 

私の親方は厳しかったですが、時にはきちんと褒めてくれました。だからこそ続けてこれたと今では思います。 

 

自分次第と言ってしまえば、そうかもしれませんが、辛いと思う瞬間にこそ将来の成長に繋がる。と信じています。その辛く、苦しい負担がかかっている中で努力する事に働く価値もあると思います。 

 

そこで、自分が本気で努力し成長できた時に、そこで会社がきちんと自分を見てくれていなかったり、評価してくれなければ自分で頑張ったと思った事が、ただの自己満足になってしまうのか、無駄だったと感じてしまうか、どちらかになると思います。

 

ただそうだとしても、その時の自分には何かしらの成長を手に入れているはずなので、考えだって変わってくるはずです。希望は常にあります。 

 

人生の大半を私含め、働く人が多いと思いますが、働くなら楽しく働きたい。誰でもそう思うのではないでしょうか?大小関係なく、自分の与えられた役割を、まずは本気で取り組んでみる事で、会社の仲間から信用を得る事が出来ます。

 

【働くとは】社会に出てからが人生の本番。働く事で自分自身の成長に繋がると私は思っています。 

 

・・・・・・最後に2年1組の皆さんからアンケートをとりました・・・・・・

 

きちんと書いてくれた事が何よりも嬉しかったです。一部ご紹介します(^^)

 

2015.3.5-4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※小河の話どうでしたか?率直な意見を聞かせて下さい。眠くなったとは書かないで下さい、、、笑

 

就職する事に不安感を持っていて、仕事などの話を話を聞きたいと思っていたけど、少し頭が悪くても小河さんの様に幸せになれるのだと思いました。

 

※働く事は楽しみですか?

 

早く働いて、車を買って、家族を持って人生を楽しみたいです。

 

小河より 

 

率直です~笑 黒板の漢字を間違えたからなのか、すこし頭が悪そうに見えるのか、、、泣 仕事はハートと努力でございます。

 

将来、働く事が楽しみって素晴らしいですね(*^▽^*)

 

 

2015.3.5-5

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※小河の話どうでしたか?率直な意見を聞かせて下さい。眠くなったとは書かないで下さい、、、笑

 

高校生相手に話すことに慣れていらっしゃらないようでしたので、話しにくそうにみえましたが、お話になった内容はとてもよくわかりますし、生徒にも伝わっていると思います。

 

家での仕事の愚痴は言わない。楽しいから真剣になれる、楽を覚えると、その先にあるのはだるさだ。 

 

責任を果たすことで信用が得られる。

 

などなど、とてもよくわかりましたし、共感できました。

 

※働く事は楽しみですか?

 

PS,屋根工事のリフォームでとても変なことになってしまったので、早く小河さんのこと知っていればよかった。と感じました。

 

小河より 

 

こちらのアンケートは先生が書いてくださいました(*^_^*) 高校生の前で話すのは、かなり緊張しました、、、。

 

ですがどのアンケートを見ても、感想を書いてくれていたので本当に嬉しかったです。宝物の一つになりました(^^)

 

先生のアンケートにも屋根工事のリフォームで失敗した。と書いてあったのですが、きちんとした工事を私たちの事を必要としてくれるお客様に提供し続ける為に、これからも努力をしていきますm(_ _)m