結論から申し上げます。
雨漏りの応急処置は、専門家としてはお勧めいたしかねます。
例えば屋根にブルーシートをかけたり、外壁にハシゴをかけてコーキング材で補修する等、日曜大工を趣味とするお父さんや以前に職人仕事を経験されている腕に自信のある方はトライしてみようと考えることもありますよね。
しかし、応急処置といえど高所作業の為に危険を伴います。何より危険なのです。ハシゴも外れれば落下して打ち所が悪ければ、取り返しの付かないことになります。
また雨漏り原因が確実に分かっていれば、まだ希望はありますが、ご自分で補修された場所と雨漏りの原因が違う場合は、雨漏りは止まりません。だとすると、高所作業や怪我をしてしまうといったリスクを犯すだけで、何もいいことがない…ということになります。
もし落ちた時に打ち所が悪ければ、想像するだけで怖いです。
なので高所作業を伴う、屋根の調査や応急処置は建物の仕組みや雨漏りの原因をきちんと把握しているプロに任せる事がベストです。
雨漏りが起きた時は、とにかくお問合せ下さい。応急処置は所詮応急処置になります。一時的に止まってもいつかは直さなければならないですよね。
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