屋根の“見えない防水”ルーフィングとは?劣化リスクと選び方を徹底解説

◆屋根は無事なのに…“雨漏りの原因”が見つからない?

「瓦は割れていないのに、雨漏りしている気がする…」

「屋根の塗装もしてあるのに、なぜか天井に雨染みが…」

そんなとき、見落とされがちなのが『屋根材の下にあるルーフィング』の存在です。

ルーフィング(下葺き材)は、屋根材の下に敷かれた防水シートであり、“見えない防水の要”とも言える重要な部材です。

◆ルーフィングの役割と構造とは?

ルーフィング(下葺き材)は、瓦やスレート、ガルバリウム鋼板などの屋根材の下に敷く防水シートです。

✅ 主な役割:

・屋根材から入り込んだ雨水を屋根内部に入れず、屋外へ排水する

・台風や強風による吹き込みにも対応

・屋根の下地である野地板や構造材を水から守る

つまり、屋根材とルーフィングの“二重防水”構造で、建物は初めて守られているのです。

◆ルーフィングの劣化がもたらすリスク

ルーフィングは見えない場所にあるため、劣化していても気づきにくいのが特徴です。

特に注意したいのが以下の点:

✅ 劣化したルーフィングが引き起こす問題

・防水機能が失われ、雨水が屋根裏や天井に浸入

・野地板の腐食、断熱材の劣化、シロアリやカビの原因に

・屋根の表面はキレイでも、内部で被害が進行していることも…

📌特に昔の『ハイトントン(ナショナル製)』というルーフィングは劣化が早く、破れやすいため注意が必要です。

ハイトントン(ナショナル)劣化の様子

◆屋根リフォームは“ルーフィングの見直し”が成功のカギ!

一般的なルーフィングの寿命は約20年程度とされており、築25〜35年のお宅ではそろそろ点検・交換のタイミングです。

✅ 耐久性の高いおすすめルーフィング材:

・改質アスファルトルーフィング(20〜30年耐久)

・高耐久ゴムアス系ルーフィング(30年以上)

・透湿防水タイプ(通気と防水のバランスに優れる)

これらの高性能ルーフィングは、新築や葺き替え時でしか施工できません。

だからこそ、屋根リフォーム時には『長期耐久型ルーフィング』を選ぶことで、今後の安心が大きく変わるのです。

ルーフィング劣化による雨漏り被害

◆【屋根リフォームや雨漏りが気になる方へ】

✅ 築25年以上で屋根リフォームをご検討中の方

✅ 過去に雨漏り経験があり、再発が不安な方

✅ せっかく屋根を直すなら“中身まで長持ち”させたい方

ルーフィングの状態をチェックできるのは、屋根工事の今だけ!

まずは屋根点検のご相談から、お気軽にどうぞ。

◆【概算価格の目安】

📌 ルーフィング交換(屋根葺き替え時)

・既存瓦・スレート撤去 → 新規ルーフィング+屋根材設置

→ 参考価格:¥800,000〜1,500,000(屋根面積・仕様により変動)

※足場費用別途、詳細は現地調査にてお見積もりします。

【お問い合わせ・点検のご相談はこちら】

📞 フリーダイヤル:0120-246-194

📍 三重県津市|雨漏り修理・屋根工事専門

🏠 情熱リノベーション株式会社

この記事を書いた人

情熱リノベーション株式会社 代表取締役 小河 光司(おがわ こうじ)1983年7月2日生まれ

23歳からハウスメーカーの屋根外壁工事を請け負う外装工事会社を創業。新築工事に限らず様々なリフォーム工事も任される事により、雨漏りに悩んでいる多くの方の存在を知り、30歳の時に【雨漏り修理専門店 情熱リノベーション】を設立しました。

雨漏りを止める為には徹底した原因究明が大切です。雨漏り調査から雨漏り修理まで一貫した施工体制を整えることで雨漏りの再発を防いでいます。また全ての工事に10年間の無料アフターメンテナンスが標準保証で付いており、雨漏り修理後も安心し続けて頂く事が可能となります。

三重県にお住まいで雨漏りにお悩みの方、雨漏りしているかご不安な方はお気軽にご相談下さい。

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