必要以上に不安を煽ってくる業者は要注意です。
漆喰がかけていたり、瓦がずれている・めくれているなど、本当に緊急を要する工事も確かにあります。そのため、「今すぐリフォームしなければならない」というのは場合によっては間違いではありません。
しかし、何の問題もなく生活していて、いきなり来た業者に言われたらどうでしょうか。
普通に生活しているなかで屋根のことを考えることはなかなかないですし、特別気にする機会も少ないと思います。
「確かに家を建ててから何もメンテナンスしていないから不安だな」と感じてしまうかもしれません。
ちょっと待ってください。その業者は地上から見ただけでそう言っていませんか?
地上から見ただけで屋根の状態を細かく正確に知ることができるでしょうか。通常の屋根修理会社なら地上から屋根を見ただけで「今すぐリフォームしなければ危ない」という判断は絶対にいたしません。
例えるなら、一目見ただけで「あなたは癌ですね」と判断するお医者さんはいないはずです。
そんな業者は次に「無料なので点検だけでもいかがですか?」と言ってくるはずです。
言われたとしても絶対に屋根に上らせないでください。
悪徳業者の場合、屋根瓦を手で浮かせたり、かなり悪質な業者の場合、わざと瓦を踏み割り、あたかも元々破損していたかのように見せかけ、工事を行おうとしますので絶対に屋根に上らせてはいけません。