今週もレディオキューブ FM三重、ゲツモクの「雨漏り6時12分!」聴取ありがとうございました📻
ベランダからの雨漏りにはご注意を⚠️ 来週もよろしくお願い致します🖐
ベランダといっても種類があって、今回話すのはベランダの下に部屋がある構造の場合です。
1階の部屋で雨漏りが起きてその上はベランダという場合に
やっぱり1番最初に疑いたいのはベランダの床である防水ですよね。
そこでわかりやすく防水にひびが入ってたりしたら原因もわかってとりあえずの安心感は
得られると思うんですけど、ベランダは何もなっていないというケースも多くあります。
となると怪しむべきはベランダに出るためのサッシまわり、
ベランダの手すりまわり、ベランダの外壁部分の内側と外側、
って「ベランダが原因」といってもかなり範囲が広いんですよね。
ベランダのサッシまわりはサッシのコーキングが切れてたりというパターンが多いんですけど、
ベランダの面積が狭い場合、ドレンという排水口の詰まりに加えて大雨が降ると
ベランダがプールみたいになってしまいます。
こうなるとサッシの下側から水がドンドン入ってしまいます。
これはどんなお家の場合でも該当するのでベランダが狭いお家は詰まりに気を付けて下さい。
次に手すりまわりは笠木と呼ばれる手すりの中の部分、
ここがどう処理してあるかっていうのは1回手すりをとらないとわからないんですけど、
だいたいは中のコーキングが劣化して雨漏りしているということが大半です。
でも手すりを取る場合はついていた手すりが使えなくなってしまうので基本交換と考えて下さい。
雨漏りのしにくさから考えると平たい手すり、上に丸とか四角のレールがついてないものがオススメです。
あと一般の人が一番気付きにくい、ベランダの外側の外壁ですね。
下から見たら外壁が浮いてるとかに気付けることもあるんですけど、
「ベランダから雨漏り」って思っちゃうとなかなかそれの外側っていうのは気付きにくいんですよね。
外壁からが原因でも特に多いのが外壁部分に開口、格子がついているパターンです。
これは室内は数滴水が落ちるような雨漏りでも、
ベランダの外壁の中の方がとんでもないことになっていることがあるので要注意です。
冒頭で防水にひび入ってるから防水をやりかえれば、と言ったんですが、
防水プラス外壁とか入口が複数ある場合もあるので一度我々専門家に見てもらうのが固いと思います。