雨漏り6時12分!「カーポートの雨樋の話」

そろそろ落ち葉の季節になってきましたが、落ち葉の季節ということは

雨樋の詰まりの季節ということなんですよね。

 

雨樋は雨樋でも、カーポートやテラス屋根といった箇所の雨樋は特に溝が小さいです。

排水量もそこまでありません。

なので枯れ葉や土埃などで簡単に詰まってしまいます。

ただ、あまり高所ではないので一般の方でも脚立をたてれば簡単に掃除ができるという点が大きなメリットです。

枯れ葉や苔などを除去してからホースで水を流しつつ、

スポンジか歯ブラシなんかで磨いてもらえればOKです。

あまり大きいブラシだと入らないことのほうが多いので歯ブラシぐらいがベストだと思います。

 

横の樋は脚立で覗けば簡単に状況がわかると思うんですけど、

縦の樋は我々プロでも中の状況までは分かりません。

カーポートの雨樋の場合、縦の樋の上のほうに手で簡単に回せるキャップがついていると思います。

こちらドレンエルボキャップっていうんですけど、これを外せば多少は中の状況がわかるかもしれません。

キャップを外した時にデロデロの草とかヘドロ状のものが出てきていたら詰まっている可能性が上がります。

上から水を流しても雨樋の下から水が出てこない、流れが悪い、というときは

ドレンエルボキャップを外した状態で上からホースの先をストレート、勢いの強い状態にして

ガーッと流してあげてください。

デロデロのものが勢いよく出てきてカーポートの下がぐっちゃぐちゃになることもありえるので、

掃除の際はあらかじめ車等はどこかに一時避難しておいてください。