今週もレディオキューブ FM三重、ゲツモクの「雨漏り6時12分!」聴取ありがとうございました📻 破風や鼻隠しも一度見てみて下さい👀
来週もよろしくお願い致します🖐
屋根でも瓦などの部材が使われていない部分って以外と紹介してなかったなーと思いまして。
破る風と書いて破風、と目、鼻、口、の鼻を隠すで鼻隠しと言います。
鼻隠しは屋根が防水の陸屋根以外はどのお家にもついているんですけど、破風はない場合もあります。
鼻隠しというのは屋根の軒先についている雨樋がついている部分です。
なので、軒先に雨樋がぐるっと一周ついている「寄棟」といった屋根の形の場合は破風はないですね。
ハの字の三角屋根の場合、屋根の端っこというのが出てきますよね。
そこの下についている木の板が破風になります。
どちらも基本木製で年数が経つと劣化してきてしまうんですけど、
定期的に塗装することで劣化速度を遅くできます。
外壁を塗装する際は見積の項目に破風とか鼻隠しとか書いてあると思うので、
外壁塗装された方は破風や鼻隠しも外壁と同時にメンテナンスされていると思ってください。
外壁がサイディングの場合は破風、鼻隠しもメンテナンスされるんですけど、
純和風のお家の場合はどうでしょうか。
もしかしたら築年数と同年数メンテナンスされていないという方も少なくないと思います。
ってなってくると木の表面がパリパリになってきてたり、
木がスカスカになってきていてもおかしくありません。
破風や鼻隠しの劣化が目立ってきたら塗装も良いんですけど、
板金巻きという板金を上から巻く工事もオススメです。
破風は電気の線を止める金具とかはついていてもそこまでコテコテに何かついているということは
少ないので、問題なく板金を取り付けられるんですが、
鼻隠しの場合は雨樋の金具がついているので1回雨樋を全部とらないと
板金が取り付けられないということになってしまいます。
なので鼻隠しの板金巻きを検討される方は板金の工事代+雨樋の交換代、
あと2階建てや脚立での作業が難しかったら足場代もかかることを頭にいれておいてください。