雨漏り6時12分!「雹害の話」

今週もレディオキューブ FM三重、ゲツモクの「雨漏り6時12分!」聴取ありがとうございました📻
珍しいですが雹にもお気をつけ下さい🧊 来週もよろしくお願い致します🖐
 

雹自体、年に1回あるかないかというなかなか見るものではないので、

その被害とか対処法なんかも想像がつきにくいと思います。

 

でも雹って建物や車に当たったときの音が明らかに雨とは違う音が響きますよね。

体に当たっても痛いですし、そう考えたらお家にはどんな影響が出るんでしょうか。

 

まず、雨樋ですね。

雪の場合なら曲がったり、雨樋まるごと落ちたりということが起こるんですが、雹の場合は部分的に欠けます。

特に屋根の角、雨樋のカーブの部分は支えとなる金具がないので割れやすい場所です。

 

次に屋根材本体にも影響が出ます。

瓦はまだ分厚くて頑丈なので良いんですけど、カラーべストとか薄い屋根材は割れる恐れがあります。

あとトタンとかガルバリュウム鋼板製の金属屋根は細かく凹みが出来てしまうかもしれません。

 

最後に窓ガラスです。

普通の窓は横に付いてるので雹とセットで強風がこない限りはなかなか影響も受けにくいんですけど、

天気の影響をモロに受ける屋根に付いている天窓は要注意です。

天窓のガラスも分厚いので割れるまではなかなかいかないんですけど、ひびが入ったりなんかはありえます。

 

以上の雹が与えるお家へのダメージなんですけど、これも雪と同様に火災保険が使えます。

雪より受けたダメージ一般の方でもわかりやすいので、保険屋さんに連絡も取りやすいと思います。

ただ、「火災保険だし火事でもないから」と思ってしまうともったいないので、

自然災害=火災保険が使えるということは脳の片隅にいれておいてください。