雨漏り6時12分!「漆喰の劣化の話」

今週もレディオキューブ FM三重、ゲツモクの「雨漏り6時12分!」聴取ありがとうございました📻
ときどき漆喰のチェックもお願いします🙇‍♂️
来週もよろしくお願い致します🖐

 

今日は「漆喰の劣化」についてお話します。

 

漆喰は蔵などに使用される壁の漆喰と瓦屋根に使用される漆喰とあるんですけど、

今回お話するのは瓦屋根に使用される漆喰についてです。

 

屋根の漆喰は大きく3つに分けられまして、1つ目が三日月漆喰と呼ばれるものです。

屋根の頂点である棟やそこから屋根の隅に伸びている隅棟の下部にある半円が三日月のようであることから三日月漆喰と呼ばれています。

 

2つ目は鬼瓦漆喰です。先ほどの棟や隅棟の先端にある鬼瓦を固定している漆喰ですね。

 

3つ目は軒先の横に通っている雨樋の裏側にあります雀口漆喰というものです。

これが劣化して脱落すると、本来は塗り直すことになるんですけど、

雀口の形になっている板金材がありまして、こちらの板金の取付けをオススメしております。

漆喰材に比べて欠けるなどの心配もありませんし、保ちも良いです。

 

 

以上3か所の漆喰が劣化してくるとひび割れから始まり、さらに悪化すると欠けてきます。

欠けると棟や隅棟、屋根内部の屋根土の劣化や雨漏りに繋がってしまう恐れもあります。

それだけではなく、欠けた漆喰の破片が雨樋に詰まってしまって

雨樋が雨樋として機能しなくなる可能性もあります。

 

屋根漆喰の寿命はおよそ15~20年ほどになるので、

これを目安にして見える範囲でたまに異常がないか確認してもらえればな、と思います。

 

1つ注意して頂きたいのが、漆喰の悪化はひび割れや欠けになるということです。

よく白い漆喰が黒ずんできて心配になるという方もいらっしゃるんですけど、

黒ずみはただの汚れです。

屋外にあるものなので、長い年月が経つとどうしても大気中の汚れが付着してしまいます。

なので「あそこ黒くなってきてるけど、大丈夫やろか」となっても漆喰の機能的には何も問題ないのでご安心ください。