
今週もレディオキューブ FM三重、ゲツモクの「雨漏り6時12分!」聴取ありがとうございました?
サッシからの雨漏りのお話でした?
来週もよろしくお願い致します?
雨漏りと聞いてまず思い浮かぶのは天井から水滴が落ちてくることだと思うんですけど、
サッシから水が出てくることも少なくありません。
雨の出口としてはサッシの枠と木の枠の間からか、
サッシ上部のビスから出てくることが多いです。

では雨の入口となるところはどこでしょう、ということで入口をいくつか紹介していきます。
まず外壁ですね。
外壁と言っても目地のコーキングの劣化入るパターン、
外壁本体のひび割れから入るパターン、

外壁本体が劣化で浮いてきて出来た隙間から入るパターンとあります。
特にコーキングの劣化には気を付けてください。
サッシの列にあるコーキングが切れたりすると一発でサッシからの雨漏りになってしまいます。
次に庇屋根をはじめとした外壁についている色々なものです。
後付けベランダ、換気口、フラワースタンド、外壁についている物の数だけ雨漏りのリスクが高いと言えます。
2階の窓のコーキングが切れているところから入って1階の窓から水が出てくるというパターンもあります。
あとサッシ周りって施工時に防水テープをぐるっと1周貼るんですけど、
その防水テープがしっかりと貼れていなかったり、
長さが足りているように見えて足りていなかったりするとその隙間から水が中へ入り込みます。
工事が進むと防水テープは外壁材で覆われてしまうので、一見外から見たら異常がないように見えます。
これが築年数が浅くても起きる雨漏りの原因でよくあるパターンになります。
雨漏りは築年数が経ってきて経年劣化が起きて初めて起きるものだと思われがちですが、
施工不良による雨漏りというのもあるので、雨漏りに築年数はあまり関係ないと言えます。
サッシからの雨漏りはカーテンが濡れてしまったりとか、
放置しているとカーテンがカビてしまったり、サッシの枠が劣化してしまったりするのでご注意ください。