雨漏り6時12分!「屋根裏と断熱材の話」

今週もレディオキューブ FM三重、ゲツモクの「雨漏り6時12分!」聴取ありがとうございました📻

断熱材+点検口がベストな状態です! 来週もよろしくお願い致します🖐

 

断熱材はご存知の方はご存知のものだと思うんですけど、

夏の暑さ、冬の寒さを和らげてくれるふわふわな綿状のものです。

これが天井裏とか壁の中に入っているおかげである程度の暑さ寒さをしのいでくれるんですね。

 

しかし、雨漏りが絡んでくると雨漏りの発見が遅れたり、

雨漏りの原因を突き止める調査がわかりづらくなったりします。

 

雨漏りの発見が遅れるというのは昔の断熱材は綿オンリーなんですけど、

今の断熱材ってビニールに包まれてるんですよ。

なので雨漏りが起きたとしてもビニールの形によってはビニールが窪んで溜まってしまうんですよね。

ずっと窪んだ形状なら天井には雨が当たらないので良いかもしれませんが、

言っても中は綿なのでふとした瞬間にその形は崩れて水がダバダバと流れてしまいます。

 

こうなってしまっては屋根裏に水が入る=室内に水が出るということになってしまうんですけど、

こうなる前にも水は少なからず屋根裏には入っていたということになりますよね。

ということはどれだけの期間水が入っていた状態かがわからないんですよ。

水が入った、出た、修理した、なら費用もそこまでかからないかもしれませんが、

入った状態で気付かず放置されているとどこどこまで直さなきゃいけないというのが

どんどん増えていくんですよね。

 

じゃあ断熱材ないほうがいいの?っていうわけでもないんですよね。

断熱材がないとより厚い、より寒いということになるのでそれだけ冷房暖房の電気代がグンとあがっちゃいます。

一番良いのは断熱材があることに加えて点検口があるとか、

押し入れ・クローゼットの天井から天井裏が見える状態というのがベストです。

 

我々からしても天井裏見える見えないで雨漏り調査の難易度も全然違うので

素人さん目線でもプロ目線でも天井裏が確認できるという環境は是非ほしいところですね。