おはようございます!小河です。少し前に台風6号が来ましたが、皆様の自宅は大丈夫でしたか?いつも台風がやって来る時は真夜中の様な気がします、、、。
日中ならお問い合わせ頂けば直ぐに行動できるのですが、夜中ならほとんどの方は寝ていると思いますので、雨漏りを起こしていても中々気付きにくいですよね。もちろん私も12時頃には寝ているのですが( ̄▽ ̄)
という事で雨漏りに気付くのは
「自分が雨漏りを目にした時に初めて気付く!」
なんとも当たり前の事を言っているのですが、裏を返せば
「雨漏りしていても目にしなければ気付かない!」
こちらも当然なのですが、状況によってはとても怖いです。また雨漏り調査というのがとても大切になってくるという事を、本日は伝えたかったのです。
突然ですが、上の写真は建物のどこの部分でしょう?
実は床下のベタ基礎部分です。そして茶色い粉は?
土台柱がシロアリによって受けた被害の跡です。
見た目も黒ずんでいますが、この被害を受けている土台柱は中身がスカスカになっています。床下へ潜った時に、この土台柱を確認したのですが指で軽く柱を叩いてみると、ポンポンと軽い音がしました。シロアリは木の中身を食べるので一見、見た目は柱が残っている様に見えますが、実際の所は中身がスカスカなんですね。
別角度からもう1枚。土台柱にのっかている白いボードの様な物は、床の断熱材です。断熱材の黒ずみは雨漏りによる被害の跡です。
話は最初に戻るのですが、「雨漏りしていても目にしなければ気付かない」という怖さはココにあります。
上の写真は壁の中になります。土台柱より上の外壁の部分です。
床下からオーバフローといって雨が上がって来る雨漏りもあるのですが、雨の入り口は出口よりも上になる事がほとんどです。
上の写真を見てもらうと確認できるのですが、外壁の構造用合板といった下地や、柱が被害を受けている事が分かります。実際、壁の中を空けてみて分かった事です。
この様になっている部屋の壁を見ても、特に何の問題もありません。ごく普通の壁でした。
もうすぐ6月に入り、一般的には梅雨入りの季節です。時には空梅雨の時もありますが、基本的には雨が降りやすい時期となります。
今回の様な雨漏りやシロアリの事例もあるので、今まで自宅のメンテナンスをされていない方や、以前雨漏りを起こしていた方、現在雨漏りを起こしているかも?と様々なケースがあるのですが、早め早めの自宅の診断は長く安心して住んで頂く為にも大切になってきます。
一度「雨漏りやシロアリの調査をして欲しいな」と思われる方は、遠慮なくお電話もしくはメールにてお問い合わせ頂ければと思います(*^▽^*) それではまた更新します。