雪止めは北海道や東北地方など、毎年大雪が降る地域のみ必要だと思われるかもしれません。
しかし実際は降雪量が多い地域は逆に雪止めを設置しているお家はほとんどありません。
豪雪地域では、屋根に積もる雪が何十トンもの重さになることがあります。
そのため、雪止め金具では雪を止めることができず、金具がすぐに曲がってしまったりしてしまうからです。
また屋根の雪下ろしは屋根の上に雪を滑らせながら行うので、その際に雪止めが逆に邪魔になってうまく雪を下せなくなってしまうこともあります。
このような理由から豪雪地域においては雪止め金具を取り付けることはあまり向いていないと言えます。