雨漏り6時12分!「様々な屋根の形の話」

今週もレディオキューブ FM三重、ゲツモクの「雨漏り6時12分!」聴取ありがとうございました📻
皆さんのお家の屋根はどんな形でしょうか? 来週もよろしくお願い致します🖐
 

屋根材にも色々種類はありますが、屋根の形にも色々な形状があります。

細かくあげていくと結構な数があるんですけど、

今日は三重県内でよく見る代表的な形状5つを紹介します。

 

1つ目が切妻という一番シンプルな形状です。

横から見るとカタカナのハの字といいますか、三角の屋根と言いますか、

屋根の頂点が一本あってそこから東と西、または南と北、と2面からなる屋根です。

 

次にオーソドックスなのが寄棟ですかね。

これは先ほどの切妻が2面に対して、寄棟は4面あります。

切妻は長方形が2枚組み合わさっているのに対して

寄棟は三角の面が2つと台形の面が2つ組み合わさっています。

 

次に田舎に多く見られるのが入母屋です。

入母屋を口のみで説明するのはなかなか難しいんですけど、

先ほどの切妻を寄棟が合体したような形状をしています。

「瓦屋根でよく見る複雑な形状した屋根」がだいたい入母屋だと思ってもらってOKです。

 

次に最近の新築に多い片流れです。

最初に紹介した切妻の片面だけバージョンですね。よりシンプルになりました。

屋根の外周より外壁のほうが上に伸びてて下からみるとほぼ真四角に見えるようなものも多いです。

 

最後に屋根というには少し特殊な陸屋根になります。

屋根と聞いて想像する斜面とか屋根材とかがなく、人が歩けるような面で出来ています。

一般の方に伝わる言い方だと屋上が一番近い言葉かもしれません。

 

以上5種類を紹介してきたんですけど、これらが組み合わさった複雑な屋根も全然あります。

例えば東から見たら寄棟に見えるけど、西から見たら切妻とか。

屋根の形状によって雨樋とかの使う部材の量も変わってくるので、

1軒分どこどこをホニャホニャすると言っても金額は大きく変わってきます。

 

自宅の屋根の形状を知る事で見積もりの金額が平均以上なのか以下なのかおおよそのことが

わかってくるので、屋根の形を把握しておくことは大切です。